
木地調整
木部の状態を確認しながら、
汚れや劣化層などを整え、
本来の木地を見極めます。
再生するためではなく、
受け継ぐために。
新しく見せることだけを目的にすれば、長い年月のなかで刻まれた痕跡や資料性まで失うことがあります。
一方で、すべてをそのまま残すことが、その場所にとって最適とは限りません。
再生は、目的ではなく手段。
保存も、目的ではなく手段。
目的は、継承。
100年後に何を残すのか。神社仏閣ごとの歴史や意図を聞き取りながら、その場所にふさわしい方法を選びます。
状態を見極めながら、
木地・文字・保護を一つの流れとして
整えます。

木部の状態を確認しながら、
汚れや劣化層などを整え、
本来の木地を見極めます。

既存の文字や由来を確認し、
必要に応じて、
筆文字を入れ直します。

設置環境や木部の状態に応じて、
次の時間へつなぐための
保護仕上げを施します。
一つひとつの由来や状態を見ながら、
その場所にふさわしい継承のかたちを考えます。
NINOMIYA SHRINE


扁額に限らず、神社仏閣には文字や意匠とともに受け継がれてきた木部があります。その価値を見極めながら、再生・保存・修理の方法を考えます。
KEITOKUJI TEMPLE


SAISENBAKO

